Djangoで開発をする上では、開発環境を作るのが結構大変ですよね。
開発をはじめる前の環境構築で挫折してしまうことは、なるべく避けたいところ。
そこで今回は、開発環境を構築する方法について詳しくお伝えしていきます。
環境構築の流れを解説
まずは、大きな流れについて整理していきましょう。開発環境は、以下のような流れで進めていきます。
1. VPSのレンタル
まずは、VPS(外部サーバー)のレンタルをします。
vultrでvps(外部サーバー)を借りる方法【順番に解説】という記事で詳しく解説していきます。
2. Puttyのインストール(任意)
つぎに、手元のパソコンからVPSにアクセスするためにPuttyというソフトをインストールしていきます。
これは主にWindows7を使っている方が対象です。
手元のパソコンからvpsにアクセスする方法【OS毎に解説】という記事で詳しく解説しています。
3. パッケージのインストール
VPSにログインした上で、Djangoなどのパッケージのインストールをしていきます。
pythonとDjangoのインストール方法という記事で詳しく解説しています。
前提条件を整理
また、これから構築していく開発環境について整理していきましょう。
このあたりは、あまり強く意識しなくても問題ありません。参考程度に考えていただければと思います。
インストールするシステム等 | バージョン |
ubuntu | 18.6 |
Python3 | 3.6.7 |
Django | 2.2 |
VPSを使う理由
ここで、なぜVPSを借りるのかという点についてお伝えしていきます。
VPSを使う理由は、同じ前提条件で開発環境を作るためです。
開発環境の構築においては、OSのバージョンやディストリビューションの種類によってコマンドが少しずつ異なります。
その結果、同じコマンドを打ったとしても、エラーが出てしまい、開発環境を作ることができない。といったことが起こりえます。
そして、エラーが出てしまうと、それを回避する方法を探すだけでも大変です。
ですので、今回は全く同じコマンドを打っていけば環境構築ができる。という状態を作るために、VPSを使って開発環境を進めていきます。
無料の枠が使えます
なお、今回vpsのレンタルについてはvultrというサービスを使っていきますが、50ドルまでの無料枠が使えますので、ぜひ無料の枠で開発を進めていただければと思います。
では早速開発環境の構築を進めていきましょう。まずはvpsのレンタルからです。
vultrでvps(外部サーバー)を借りる方法という記事をみていきましょう。
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