djangoで作ったウェブサイトをデプロイしたい。djangoの開発を進めるためにサーバーを借りたい。
こんなとき、どのサーバーを借りればよいのか迷いますよね。
そこで今回は、djangoで開発をしたり、デプロイする際に使うべきレンタルサーバーについてお伝えしていきます。
規模を考えなければ、どのサーバーでも良い
結論からお伝えすると、数万から数十万のアクセスが見込まれるようなサイトではない限り、どのサーバーをレンタルしても問題ないです。
とりあえずデプロイをしてみたいという方や、djangoの開発環境を整えたいという方は、スペックなどは気にしなくても良いでしょう。
ただし、レンタルするのはvpsにするべき
一点、注意点として、レンタルするサーバーはvpsにするべきです。
つまり、一からOSをインストールしたり、ソフトをインストールしたりすることができるサーバーをレンタルするべきです。
なぜなら、Djagnoの開発においては、ある程度の自由度がない場合、途中で行き詰ってしまう可能性があるからです。
自分でソフトをインストールできないサーバーをレンタルするということは、会社や学校で付与された制限付きのパソコンを使うようなものです。
そのパソコンに入っているOSがWindows95だったとしましょう(極端ですが。。)。
そうすると、すべての操作をWindows95を中心に考えていなければいけなくなってしまいます。
インストールしたいソフトがWindows95に対応していなければ、そこで止まってしまいます。
ですので、WindowsのようなOSからインストールできるVPSをレンタルするのが好ましいのです。
vpsを基本として、値段で決めるのが良い
また、vpsをレンタルした場合、レンタルしたサーバーの会社によって使い勝手が変わるということはほとんどありません。
なぜなら、vpsを使って開発する上では、手元のパソコンからvpsにログインして使うことが一般的であり、vpsにログインするためには3つの情報だけがあればよいからです。
つまり、どのサーバー会社からレンタルしたとしても、3つの情報だけがあれば同じように開発を進めることができるのです。
awsはあまりお勧めしません
最近は、aws(amazon web service)が注目を浴びていますが、初期の開発においてawsを使うのはあまりお勧めしません。
なぜなら、awsは無料期間終了後は非常に高価になってしまうということと、操作が難しいという難点があるからです。
私も最初はawsを使っていたのですが、無料期間終了後は1か月で約3,000円の請求がきました。
もちろん使い方によってはもう少し安くなったかもしれませんが、ほかのサイトを見る限りでも、awsは決して安いとは言えなさそうです。
また、awsはvpsだけではなく、非常に多くのサービスを提供しているので、ログイン後の画面がみづらいという欠点があります。
アクセスが集まるサイトになった場合は十分に検討する価値があると思いますが、初めのうちはawsにこだわる必要はないでしょう。
個人的なおススメはvultr
個人的には、vultrというサイトをおススメしています。
その理由は以下の通りです。
1. 値段が安い
vultrは月々5ドルからvpsを使うことができます。
5ドルでも普通に開発をしたり、ウェブサイトを公開するには十分なスペックです。
また、vultrであれば無料で50ドルの枠を使うことができます。
50ドルの無料枠の詳細についてはサーバー(vps)を無料でレンタルする方法【50ドルまでタダで使えます】という記事を参考にしてください。
2. 東京にもサーバーがある
vultrは海外の会社が提供しているサービスですが、東京にもサーバーがあり、比較的高速でアクセスすることが可能です。
(その他)
また、このサイトではvultrのレンタル方法や、vultrを使ってレンタルしたvpsへのアクセス方法についても詳しく解説しています。
例えば、vultrでvps(外部サーバー)を借りる方法【順番に解説】という記事でvpsを借りる方法について詳しく解説しています。
同じ方法で進めていけば設定をすることが可能ですので、設定の途中で迷ったりすることがありません。
djangoでの開発をするにあたり、どのレンタルサーバーにするべきかという点についてお伝えしました。
参考にしていただければ幸いです。