機械学習の勉強をしていく中で、djangoのことを耳にする機会があるかもしれません。
djangoは良くわからないけどなんか便利そう。
そうすると、機械学習の勉強を進めるのか、それとも機械学習とdjangoを一緒に学んだ方がよいのか、良くわからなくなるのではないかと思います。
そこで今回は、djangoと機械学習の関係についてお伝えしていきます。
djangoと機械学習を同時に学ぶのは非効率です
結論からお伝えすると、djangoと機械学習は分野が全く異なりますので、一緒に学ぶと学習効率が下がってしまう恐れがあります。
djangoと機械学習は、どちらもPythonという言語を使っていますので、どちらも関係があるように見えますが、ほとんど関係はありません。
djangoと機械学習の関係を違う例で例えると、「経済学」と「工学」の違いのようなイメージです。
どちらも数学を使っているので関係しているように見えるのですが、実際はこれらの二つの分野が有機的につながる部分はあまり多くありません。
両方を学んだ方がよい場合
ここで、djangoと機械学習の両方を同時に学んだ方がよい場合について考えてみましょう。
これは、個人としてウェブサービスを提供するような場合です。
例えば、不動産の将来価値を機械学習を使って計算し、そのデータをユーザーに提供するようなシステムを作る場合を考えてみましょう。
この場合、不動産の将来価値を計算するシステムには機械学習を使いますが、ユーザーがログインをしてそのデータを見たりする場合にはdjangoを使ってウェブサイトを作った方がよいでしょう。
このように、将来作るサービスが明確であり、そのサービスは機械学習とユーザーインターフェイスを備える必要がある場合などは、一緒に勉強してもよいかもしれません。